JavaScript って何?何ができるの?
JavaScript(ジャバスクリプト)は、ウェブページに「動き」をつけるためのプログラミング言語です。あなたが普段見ているウェブサイトの多くに、JavaScriptが使われています。
例えば…
- ボタンをクリックしたら、メッセージが表示される
- 画像がスライドショーのように切り替わる
- 入力フォームに間違った内容を入れると、エラーメッセージが出る
- 地図をぐりぐり動かしたり、拡大縮小したりできる
- ページをスクロールすると、ふわっとアニメーションが表示される
これらはすべて、JavaScriptによって実現されています。つまり、JavaScriptを使えば、ユーザーが操作できる、より便利で楽しいウェブサイトを作ることができるのです!
さらに、JavaScriptはウェブサイトだけでなく、
- スマホアプリの開発
- ゲームの開発
- サーバー側のプログラム(Node.js)
- IoTデバイスの制御
など、様々な場面で活用されています。今、最も注目されているプログラミング言語の一つと言えるでしょう。
HTML、CSS、JavaScript の関係は?
ウェブサイトを作るとき、よくHTML、CSS、JavaScriptという3つの言葉を耳にしますね。それぞれどんな役割があるのでしょうか?
簡単に言うと、
- HTML: ウェブページの骨組みを作る。見出し、段落、画像、リンクなどの要素を配置し、ページの構造を定義する。
- CSS: ウェブページの見た目を整える。文字の色や大きさ、背景、レイアウトなどを指定し、デザインを美しくする。
- JavaScript: ウェブページに動きをつける。ユーザーの操作に応じて、ページの内容を変更したり、アニメーションを追加したりする。
つまり、この3つは協力して、一つのウェブページを作り上げているのです。例えるなら、HTMLが家の土台と骨組み、CSSが壁紙や家具などのインテリア、そしてJavaScriptが電気や水道などの設備といったところでしょうか。
この記事で学べること(ブラウザで動くプログラムの基本!)
この「JavaScript超入門」シリーズでは、JavaScriptの基本の「き」から、ブラウザで動く簡単なプログラムを作れるようになるまでを、一緒に学んでいきます。
難しい専門用語はできるだけ使わず、分かりやすい言葉で、実際に手を動かしながら進めていくので、プログラミング初心者の方でも安心してください!
具体的には、以下のような内容を学ぶ予定です。
- JavaScriptの基本的な書き方
- 変数、データ型、演算子といったプログラミングの基礎
- 条件分岐や繰り返し処理を使ったプログラムの流れの制御
- 関数を使った処理のまとめ方
- イベントを使ったユーザー操作への対応
- HTMLの要素を操作して、ページの内容を書き換える方法
- おみくじやタイマーなどの簡単なアプリケーションの作成
このシリーズを読み終えた頃には、あなたもJavaScriptの楽しさを実感し、簡単なプログラムなら自分で作れるようになっているはずです。
さあ、プログラミングの世界へ飛び込もう!
プログラミングと聞くと、難しそう…と感じるかもしれません。でも、大丈夫!JavaScriptは、初心者にも学びやすい言語です。それに、自分で書いたコードがブラウザ上で動くのを見るのは、とても楽しいですよ!
さあ、私たちと一緒に、JavaScriptの世界へ飛び込みましょう!